ホテル + 道の駅　プロジェクト

交わりの寄拠(よすが)

一般にホテルは域外からの人に向けた施設であるが、ここでは、ホテルに様々な機能を付加し、地域の人たちにも開かれた新しいホテルの形を提案している。道の駅にもあるような、マーケットやショップ、レストランの他、温浴施設、セミナールーム、イベントスペースなどをゆったりと配置し、地域の人たちの利用も前提とする設計としている。ホテルのロビーは、リモートワーク等の利用も想定したフリーに使えるスペースとし、地域に居ながら都市とつながることができる。木の耐火設計により木の構造体を現しとし、木の香りや木目などを五感で愉しむこともできる。天窓を多くとることで照明の使用を減らし、吹き抜けやスキップフロアにより風通しを良くすることで、環境負荷を軽減するクライメートポジティブな建築としている。

カテゴリー：architecture
場所：岡山県
用途：ホテル　+　道の駅
構造形式：ｗ
規模：2F